前回、SWOT分析をする前には
ライバルを想定して、
そのライバルと比べた、
強みか弱みかを考えることが重要と
お伝えしました。
一方でライバルが多すぎて、
どこと比較して良いのか分からない
という企業・お店もあると思います。
そうなると、例えば、
「品揃え」で考えた場合、
A店と比べたら、充実しているものの
大手と比べたら、充実していない
ということも考えられます。
となると、
「強みなのか?」
「弱みなのか?」
と結論が出てこないことがあります。
そこで、どう考えるか?
分析の一つの視点として、
お付き合いしたいお客様から
評価されているコトを「強み」
評価されていないコトを「弱み」
と考えてみてはいかがでしょうか?
ここで重要なのは、
「お付き合いしたいお客様」
ということです。
今、お付き合いしているお客様の
一部かも知れませんし、
これから、お付き合いしたいお客様
かも知れません。
その視点でSWOT分析を
1回に終わらず、
「お付き合いしたいお客様」毎
にやってみることも
現状分析において重要です。
いろいろなお客様に成り変わりながら
自社を見つめていくわけです。
まさにお客様視点です。
そうすると、
あるお客様では、強みだったことが、
別のお客様では、強みでもなく、むしろ弱みだった
ということ見えてきます。
この作業をしながら、
本当にお付き合いしたいお客様
を見定めていくこともあります。
★SWOT分析に関するブログやコラムは以下からお読み頂けます。
●中小企業でSWOT分析を行う時のポイント その1(どこと比べた強みか)
●中小企業でSWOT分析を行う時のポイント その2(お客様の視点で見つめ直す)