「知的資産経営」
という言葉、
ご存じでしょうか?
聞き慣れない言葉
だと思います。
自らの見えづらい強み(知的資産)を
認識して、その強みに基づき経営
をおこなうという考え方です。
社長・役員・社員の間で
この強みの認識が
互いにバラバラだと
方向性が合わなく
なるワケです。
意外に多いですよ。
社員さんに
「当社の強みって何ですか?」
「当社はどうしてお客様に
選ばれているのですか?」
と聞いても、答えがバラバラ。
たまに「よく分かりません」
なんて答えも。。
そこで、強みの
認識合わせとして、
「業務フロー」から
強みを見つけ出す
プロセスがあります。
自社の業務を棚卸して、
どんな工夫をしているのか?
を考えていく。
営業はこんな提案をしているんだ。
製造はこんな取り組みをしているだ。
と互いの立ち場が分かる。
会議では、部分的に
聞いていたけど
今回のプロジェクトで
改めて聞いたなんてことが
あります。
互いの立場を知ることが
実は経営幹部への第一歩
となります。
営業の立場、製造の立場ではなく
経営幹部としての立場が重要に
なるわけです。
知的資産経営と調べると
いろいろな用途がありますが、
経営幹部の育成や
社員のベクトル合わせには
非常に良い考え方だと思います。