【95】自分の感性 VS 顧客の声 その1

 

商品・サービス開発で、

よくご相談いただく話が、

「自分の感性 VS 顧客の声

をどちらがいいのか?」

というもの。

 

 

自分の感性を

優先した場合

というのは、

「自分が欲しいものを

作ったら、売れた」

というもの。

 

 

顧客の声を

優先した場合

というのは、

「お客様の声に耳を

傾けたら、売れた」

というのもの。

 

 

どちらも

成功事例があります。

 

 

 

自分が欲しいものを

優先した場合、

自分たちの感性が

「多くの」お客様と合えば

ビジネスは成り立ちます。

 

 

AppleのiPhoneなどは

その例ですよね。

 

おそらく、

お客様の声を聞いても

完成しなかったんだろう

と思います。

 

 

自分が欲しいものを

作って売れたという話は、

洋服、インテリア、

飲食、健康食品、

住宅などの個人向けの

商品・サービスを

開発していらっしゃる

経営者からお伺いすること

があります。

 

 

そのときに、

大事なポイントとして、

その商品やサービスが

購入者にもたらすこと

 

つまり、

・自分が実現したいこと

・自分にとっての喜び・驚き

・自分のお困りごとの解決

 

をどの程度大きいかどうかが

重要です。

 

これが中途半端な大きさだと

商品・サービスも中途半端に

なってしまいがちです。

 

 

別に、あってもなくても

いいサービスになります。

 

 

自らが作った商品・サービスを

とことん利用できますか?

 

思いばかりで、

利用していない

経営者さんも

たまにいらっしゃいます。

 

 

とことん利用できた結果として

自分の感性で考えた、

商品やサービスの

「価値」があるんだろうと思います。

 

 

その価値にどのくらいの人に

共鳴してもらえるのかが

ビジネスの大きさです。

 

その大きさをもっと

大きくしようと思う時に

見直し・修正が重要になり、

お客様の声が大事になってくるワケです。