前回は自分の感性を中心に
商品やサービスを考えることの
大切さをお伝えしました。
一方で、顧客の声を中心に
商品やサービスを考える場合も
あります。
いわゆる
お客様の要望をヒアリングしたり
アンケートをしましょうというものです。
場合によっては、
お付き合いしたいお客様
のことを考え抜いて、
商品やサービスを開発し、
そのお客様の声を聞く
と言うこともあります。
お客様頂く声というのは
「もっとこうすれば便利!」
や
「もっとこうなれば嬉しい!」
というものですね。
実際、こういった
お困りごとやご要望を聞いて、
商品やサービスを
広げた会社は多いです。
対企業向け(BtoB)関係で
よくお伺いするお話です。
私のクライアントさんでも、
お客様のご要望から、
どんどん業務の幅を広げています。
実は私もそうでした。
もともとは経営戦略・経営計画
という分野で独立しましたが、
経営幹部の人材育成という
社長のお困りごとをお伺いし
コンサルティング領域を
広げてきました。
話を戻して、
お困りごとが多い・ご要望がある
ということは
ニーズがあるということです。
そのお困りごと・ご要望を聞くことは
当たり前ですが重要なステップです。
それに対して、
自社が対応するかしないかは
その後、考えるべき事。
そして、自社が対応するとしたら、
「そのお困りごとを他社と違って
どう対処出来るのか?」
「お客様がもっと喜ぶコトって
何なのか 」
ということを感性を交えながら
考えていくワケです。
自分の感性 VS 顧客の声
の話をしてきましたが、
結局、スタートは違えど、
「VS」という観点ではなく
「&」の関係なんですよね。
どちらをスタートするか?
どちらに比重をおくか?
だけの違いで、
結局は両方大事。
私自身のサービスも
自分の感性と
顧客の声を聞いて、
開発・見直しして
いきたいと思います。