【130】作り上げたい世界観を考える

 

「ターゲットを絞る」

という話は

よく聞かれる話です。

 

 

そうは言っても

「なかなか絞れない」

ということもよく聞く話です。

 

 

まずは、絞る練習をしてみては

いかがでしょうか?

 

もちろん空想で構いません。

 

 

例えば、ターゲットを

「団塊の世代」に絞ると、、、

 

・商品・サービス

・PR方法

・リピーター策

・・・

など戦略や戦術が

いろいろと出てきます。

 

 

ただし、

検討漏れしていけないのは

その絞ったターゲットに

向けたメッセージです。

 

 

「世界観」とも表現しても

良いかも知れません。

 

 

 

自分たちが、

●「団塊の世代」の現状をどう思っていて、

 (幸せを提供したい、何かを解決したい)

 

 そのために、

 

●「団塊の世代」に向けて何をしたくて、

 

●商品・サービスを提供した結果、

 自分たちがどんな世界を作り上げたい

 

●その結果としてどんな思考をもった

 「団塊の世代」に共感してもらいたい

 のか

 

を考えること

 

このことを私は「世界観」と思っています。

 

人によっては、

・経営理念

・経営ビジョン

・夢

・コンセプト

・こだわり

・使命感

・価値観

と言った方が伝わりやすいかも知れません。

 

ご自身がしっくりいく

キーワードを優先して

くださいね。

 

話を戻して、

自らの事業活動を通じて、

自分たちが作り上げたい世界は

何なのかということです。

 

 

「世界」といっても

大きさは関係ありません。

 

 

どんな未来を実現させたいのか

ということです。

 

 

特に、Btoc(個人向けの商品・サービス)

には、重要な考え方です。

 

 

その世界観をもって、

改めて、商品・サービス、チラシ、

POP、店作りなどを考えると、

マーケティング活動に

統一感を感じられます。

 

 

若干、統一感に欠けている店舗は

「世界観」がややぼやけているのかも

知れません。

 

 

このように空想でいいのでターゲットを絞って考えてみて、

世界観が見えにくい場合は、

おそらく、お客様にも伝わらないと思います。

 

また、今の会社・お店が醸し出す世界観を

冷静に考えてみて、世界観に合っているかどうか

ということを考えても良いかも知れません。

 

 

ターゲットを絞って、世界観も考えてみる。

そうすると、戦略・戦術もより

際立つものになってきます。