前回、働き方改革では
「チーム力発揮」が
重要とお伝えしました。
「そこで何から始めると
いいのか」という疑問が
出てくると思います。
コンサルティングにおいて
大手企業と中小企業では
手順も内容もずいぶんと
異なります。
当然、中小企業でも様々です。
実際は企業に入ってみないと
どこから着手すべきかが
見えないのが事実です。
それはチーム力(組織力)の度合いが
見えないからです。
チーム力(組織力)とは
(1)各人のスキル・能力
(2)仕組み
(3)同じ方向性を向いた人間関係
でしたね。
そこで社員ヒアリングをし
実態を確認していきます。
その中で、チーム力(組織力)発揮の
基本の「き」の手法が、
「5S」です。
5Sとは
「整理」
「整頓」
「清掃」
「清潔」
「しつけ」
です。
なんだ当たり前じゃないかと
思う方もいらっしゃるかもしれません。
実は、
5Sという仕組みができていないと、
他の仕組みを作っても定着できない
場合もあります。
5Sで綺麗な職場づくりが目的ではなく
「やるべきことを決め、やるべきを守る」
風土づくりがその本質があると思うのです。
だからこそ、
製造業のコンサルタントの方が
5Sが基本というのだと思います。
そして5Sができたら
次の仕組みづくりに
取り組んでいきます。