前回、
問題を問題と思えるかという
お話をしました。
そもそも問題には
(1)異常な状態を正常な状態に戻す問題
(2)ビジョンに照らして、見出される問題
の2つがあります。
(1)異常な状態を正常な状態に戻す問題
は、納期遅れや不良発生など
誰から見ても分かる問題なのです。
一方で、
(2)ビジョンに照らして、見出される問題
は、社長のビジョンのみならず、
経営幹部・管理職のビジョンが
はっきりしていないと見出されません。
前回は、(2)についてお伝えしました。
そして、経営幹部・管理職のビジョンを
持たないと問題を問題を思わないのです。
任された部門をどうしたいのか?
という点について、一度真剣に考えていく
このような、視点も問題を問題と認識できる
経営幹部・管理職の育成には重要です。