【168】バランス・スコアカード(BSC)の新たな活用法 その5(戦略の共有)

 

 

前回、バランス・スコアカードで

戦略そのものを考える

ということをお伝えしました。

 

 

そして、特に

「お客様の視点」が

重要で、

・どんなお客様に

・どんな理由で選ばれたいか

・しかも、なぜ他社ではなく自社を

という点を考えるべきと

いうことでしたね。

 

 

そして、次に

お客様に選ばれるために

お客様からよい評価を頂くために

・どんな業務をすべきか?

・どんな組織づくり、人づくりをすべきか?

を考えていきます。

 

 

まず

・どんな業務をすべきか?

という点は、

 製造業であれば

 ・製品開発

 ・納期短縮

 ・不良率削減

 というなどが一例として挙げられます。

 

 小売・サービス業であれば

 ・接客向上

 ・イベント開催

 ・お客様が飽きない

  買いやすい売り場づくり

 などがあります。

 

これはあくまで一例なので、

何を選ばれる理由にするかによって

変わってきます。

 

 

そして、

・どんな組織づくり、人づくりをすべきか?

についても、選ばれる理由やどんな業務を

おこなうかによって変わってきます。

 

勉強会の開催であったり、

仕組みをつくったり、

経営理念を浸透させたり

などです。

 

 

大事なことは、それらが

ちゃんとつながっている

ということを

社長・経営者だけでなく、

社員も含めて

理解・納得しているかどうかです。

 

 

セミナーや研修では

この考える流れを

社長・経営者、

そして社員を交えて

おこなうこともあります。

 

 

そうすることで、

より戦略の共有が進むのです。