【172】経営幹部に必要なマネジメント研修 その4(自分で考える)

 

当社における

マネジメント研修の成果として

 

「幹部の発言が変わった」

「幹部の行動が変わった」

 

ということを目指しています。

 

 

これまでコンサルティング兼研修

を実施した経験した中で

先代の経営者や現経営者の指示で

業務をしてきた方が中にはおられ

自分で

 ・発想する

 ・計画する

 ・実行する

という点が若干弱く

なっていらっしゃる方も

見受けられます。

 

 

そこで、

コンサルティング・研修

においては、

 

「自分で考える」

 

ことを重視しています。

 

 

 

実際、コンサルティング兼研修において

参加者が

 

・どういう流れで

 思考しているのか?

 

・どこで思考が

 詰まっているのか?

 

・与えられたテーマに対して

 どういうところを課題・ネック

 だと思っているのか?

 

 

という思考の流れ(プロセス)を

確認しながら、都度アドバイスしています。

 

 

 

先日、幹部候補の方でも、

会社全体の改善について考えることが

苦手をおっしゃる方がいらっしゃいました。

 

 

彼の思考の流れを都度確認していくと、

ご自身でも、どこにネック(今回はゴール設定)

があったのか、分かってこられたようでした。

 

こちらから指摘することもありますが、

自ら気付くということが重要です。

 

 

実施前は、苦手意識を持っておられ、

全くできないと投げ出しそうに

なっておられましたが、

一緒に考え、考え方のコツをお伝えすると、

全体の中のこの一部が苦手ということを理解され、

そこに意識を向け、今後は他の方に

手伝ってもらうことにしました。

 

 

このように、思考の流れでの

課題を導き出すと、通常業務でも

そこに意識を向けることができ、

思考の改善はより早くなります。

 

 

参加者に実際に考えてもらい

全体的ではなく、ピンポイントで

自身の思考の流れの課題を

自己認識することが

重要だと考えています。