【175】中小企業でSWOT分析を行う時のポイント その3(お客様やライバルを忘れない)

 

これまで、SWOT分析において

自社のことについて分析する

ポイントをお伝えしてきました。

 

いわゆる内部(内部環境)です。

 

一方で、世の中のこと、

外部(外部環境)にも

目を向ける必要があります。

 

 

SWOT分析においては

それは以下の機会と脅威を

指しています。

 

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Strength(強み):自社の強み

Weakness(弱み):自社の弱み・課題

Opportunity(機会):世の中の自社にとっての追い風

Threat(脅威):世の中の自社にとっての向かい風

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この機会と脅威について

経営者に書いてもらうと、

よくありがちなことがあります。

 

 

それは、お客様やライバルのことを

忘れがちで一般論になってしまうことです。

 

 

詳しくお伝えすると、

機会や脅威の記載が

・少子高齢化

・人材不足

・大手の進出

などになりがちになってしまうのです。

 

 

それはそれで重要なのですが、

・お客様のニーズはどうなのか?

・それに対して、ライバルはどうしているのか?

ということも考える必要があります。

 

 

機会や脅威と言われると、

お客様やライバルのことが忘れがちなので、

SWOT分析をするときには

意識的に思い出すことが重要です。

 

 

ちなみに、お客様・ライバルの視点は

3C分析

 ●お客様 :Customer

 ●ライバル:Competitor

 ●自社  :Company

と関係しています。

 

SWOT分析でつい忘れがちな視点を

3Cの視点を盛り込んで考えることが

重要だと思います。