【177】中小企業ではSWOT分析より3C分析がオススメ

 

前回までSWOT分析のポイントを

お伝えしてきました。

 

そして、SWOT分析は分析手法の

1つにすぎないこともお伝えしてきました。

 

中小企業でSWOT分析を行う時のポイント その1(どこと比べた強みか)

中小企業でSWOT分析を行う時のポイント その2(お客様の視点で見つめ直す)

中小企業でSWOT分析を行う時のポイント その3(お客様やライバルを忘れない)

中小企業でSWOT分析を行う時のポイント その4(あくまで手法の一つ)

 

 

実は、、、

これまでの経験から

中小企業の経営幹部・幹部育成の一環で

SWOT分析をおこなうと、

上手く分析・整理ができていない場面を

何回か見てきました。

 

 

そこで、その経験から得られた

SWOT分析をおこなうポイントを

お伝えしてきました。

 

 

ただし、個人的には、

コンサルティングにおいても

研修・セミナーにおいても

私はSWOT分析よりも3C分析を

中心に活用する方が多いです。

 

 

3C分析とは、、、

 ●お客様 :Customer

 ●ライバル:Competitor

 ●自社  :Company

の3つの視点で分析することでしたね。

 

この3つの視点で考える方が、

お客様、ライバルの具体的な状況を

思いつきやすいので、経営幹部や管理職の

気づきや意見が出てきやすいのです。

 

その中で、SWOT分析の

・Opportunity(機会):世の中の自社にとっての追い風

・Threat(脅威):世の中の自社にとっての向かい風

の視点を入れて、戦略を検討していきます。

 

 

一方で、検討結果を

SWOTで見せると

分かりやすい面もありますので、

「SWOT分析」ではなく

「SWOT整理」として使う

場合もあります。

 

3C分析もSWOT分析も

あくまでツールですので、

ツールに振り回されず、

ツールを使いこなすことが

重要と考えます。

 

SWOT分析や3C分析で戦略が導けない場合、

以下のコラムが参考になると思います。