前回までSWOT分析のポイントを
お伝えしてきました。
そして、SWOT分析は分析手法の
1つにすぎないこともお伝えしてきました。
●中小企業でSWOT分析を行う時のポイント その1(どこと比べた強みか)
●中小企業でSWOT分析を行う時のポイント その2(お客様の視点で見つめ直す)
●中小企業でSWOT分析を行う時のポイント その3(お客様やライバルを忘れない)
●中小企業でSWOT分析を行う時のポイント その4(あくまで手法の一つ)
実は、、、
これまでの経験から
中小企業の経営幹部・幹部育成の一環で
SWOT分析をおこなうと、
上手く分析・整理ができていない場面を
何回か見てきました。
そこで、その経験から得られた
SWOT分析をおこなうポイントを
お伝えしてきました。
ただし、個人的には、
コンサルティングにおいても
研修・セミナーにおいても
私はSWOT分析よりも3C分析を
中心に活用する方が多いです。
3C分析とは、、、
●お客様 :Customer
●ライバル:Competitor
●自社 :Company
の3つの視点で分析することでしたね。
この3つの視点で考える方が、
お客様、ライバルの具体的な状況を
思いつきやすいので、経営幹部や管理職の
気づきや意見が出てきやすいのです。
その中で、SWOT分析の
・Opportunity(機会):世の中の自社にとっての追い風
・Threat(脅威):世の中の自社にとっての向かい風
の視点を入れて、戦略を検討していきます。
一方で、検討結果を
SWOTで見せると
分かりやすい面もありますので、
「SWOT分析」ではなく
「SWOT整理」として使う
場合もあります。
3C分析もSWOT分析も
あくまでツールですので、
ツールに振り回されず、
ツールを使いこなすことが
重要と考えます。
SWOT分析や3C分析で戦略が導けない場合、
以下のコラムが参考になると思います。