ローカルベンチマークで
お取引先(ご融資先)の事業を理解する。
それが「事業理解」。
そして、理解しながら
「お取引先のお客様が、
お取引先を選ぶ理由に共感する」
ということをお伝えしました。
「事業共感」
ともいうのでしょうか?
その過程において、
それだけ強みがあるのに
業績が思わしくないお取引先もある
という事実に直面します。
「強み」が、財務面に
貢献できていない
というケースです。
例えば、
・その強みを十分にPRできていない
・その強みが実は他社と比べて大きく差がない
・その強みが少しずつ強みでなくっている
(例えば、ベテラン社員の退職等)
という原因などが考えられます。
当然原因が1つではなく、
複数絡み合うケースもあります。
そうした現状を踏まえて、
その強みを活かして、
もしくは新たな強みを磨き上げ
どうやって業績改善できるかという
打ち手を考えていきます。
このような検討をおこないつつ、
その強みと業績(財務)を見ながら
まさに取引先の事業「性」の評価を
していくことになるのだろう思います。
この評価の前に、
理解・共感することが
お取引先との関係性を高める上で
重要でないかと思っております。