【186】中小企業にとっての3つの知的資産とは (知的資産経営:その5)

中小企業の強み・知的資産のイメージ

 

前回、中小企業が

決算書に載らない、

知的資産を大切にすべき

背景をお伝えしました。

 

今回、いよいよ

知的資産の説明をします。

 

 

 

知的資産には3つ種類があります。

簡単に言うと

(1)「人」が資産

(2)「仕組み・社風」が資産

(3)「外との関係」が資産

です。

 

これらは当然、決算書に

載らない資産ですよね。

 

3つの知的資産を

もう少し補足します。

 

(1)「人」が資産:

  社長やベテランの知識・経験・ノウハウなどです。

  経営・営業・製造など幅広く存在します。

  「人的資産」と言います。

 

 

 

(2)「仕組み・社風」が資産

  会社の業務のやり方や制度・ルール等です。

  会社の雰囲気、つまり社風なども入ります。

  「構造資産」と言います。 

 

 

(3)「外との関係」が資産

  ちょっとピンとこないかも知れませんが、

  お付き合いしているお客様のそのもの

  であったり、仕入先・協力パートナーなのです。

  外の関係があってこそ、製品開発・販売できる

  ということもあります。

  「関係資産」と言います。

 

 

ここから、

「当社を選ぶ理由につながり」

「お客様に提供する価値となる」

知的資産は何かを見つけ出していきます。

 

 

次回は知的資産をどうやって

見つけ出していくかをお伝えします。

 

なお、強みを活かす経営に関心がある方は、

以下のコラムを是非ご一読ください。

 

中小企業の経営を活かす視点で

・強みとは

・強みを活かすメリット・効果

・強みの見つけ方

・強みを活かす経営

ということをお伝えしています。