前回、中小企業が
決算書に載らない、
知的資産を大切にすべき
背景をお伝えしました。
今回、いよいよ
知的資産の説明をします。
知的資産には3つ種類があります。
簡単に言うと
(1)「人」が資産
(2)「仕組み・社風」が資産
(3)「外との関係」が資産
です。
これらは当然、決算書に
載らない資産ですよね。
3つの知的資産を
もう少し補足します。
(1)「人」が資産:
社長やベテランの知識・経験・ノウハウなどです。
経営・営業・製造など幅広く存在します。
「人的資産」と言います。
(2)「仕組み・社風」が資産
会社の業務のやり方や制度・ルール等です。
会社の雰囲気、つまり社風なども入ります。
「構造資産」と言います。
(3)「外との関係」が資産
ちょっとピンとこないかも知れませんが、
お付き合いしているお客様のそのもの
であったり、仕入先・協力パートナーなのです。
外の関係があってこそ、製品開発・販売できる
ということもあります。
「関係資産」と言います。
ここから、
「当社を選ぶ理由につながり」
「お客様に提供する価値となる」
知的資産は何かを見つけ出していきます。
次回は知的資産をどうやって
見つけ出していくかをお伝えします。
なお、強みを活かす経営に関心がある方は、
以下のコラムを是非ご一読ください。
中小企業の経営を活かす視点で
・強みとは
・強みを活かすメリット・効果
・強みの見つけ方
・強みを活かす経営
ということをお伝えしています。