前回、ハーマンモデルの考え方を
使って、経営幹部・管理者への
期待を伝える事をお話ししました。
今回はハーマンモデル
についてお伝えします。
ハーマンモデルでは、
人間には利き手・利き耳があるように
脳にも利き脳というものがあるという考え方です。
その利き脳、すなわち思考の好みを
4パターンに分けています。
それが前回お伝えした、以下の4つです。
【A】理性タイプ:深く分析・思考したい
【B】堅実タイプ:メンバーのタスクの管理したい
【C】人情タイプ:メンバーとのチームワークを良くしたい
【D】冒険タイプ:前例にとらわれず、新しい発想をしたい
これらを見て、中には、
いくつも当てはまる方も
いらっしゃるかも知れませんが、
何かの物事を見た時に【A】~【D】の
どれにまず感じるかという診断です。
最初に感じたタイプで
人は物事を捉えたり、
考えたりしまいがちなのです。
だからこそ、経営者・社長からは
他のタイプで、すなわち別の視点で
物事を捉えて欲しいと期待するワケです。
例えば、
人情タイプで経験を積んだ人は
分析タイプの要素も身に付けて欲しいなどです。
そのようなことを踏まえながら、
マネジメント研修を受講すると
より効果が増すと考えています。
一方で、このハーマンモデルでは
人間の複雑の思考を4つに分けているので、
やや強引という印象も持たれる方も事実です。
ということもあり、当社では
・自分を知る
・他人を知る
あくまで初期分析ということで
ご提案しております。
より細かい分析を希望される企業様には
iWAM(アイワム)をご提案することもございます。
話を戻して、
経営幹部・管理者が
・自身の好きな思考パターン、
そして
・あまり意識しない思考パターン
を理解することが
自分の役割認識・成長において
重要なポイントだと考えます。