【199】中小企業の経営幹部・管理者に必要な人間力(マネジメント研修:その6)

 

 

経営幹部・管理者に必要な

思考パターンを知る初歩の考え方として

ハーマンモデルをご紹介しました。

 

A~Dの4パターンありました。

 

 

今回は【C】タイプです。

 

【C】は人情タイプ

「メンバーとのチームワークを良くしたい」

という方です。

 

 

おしゃべり好きで

人に関心があるということですね。

 

 

社長・経営者が持っている

経営幹部・管理者への要望として

「部下からこの人についていきたいと思われる」

人材になって欲しいとのご要望があります。

 

部下が経営幹部・管理者に対して

憧れや尊敬や共感を持っているということです。

 

まさに人間力です。

 

そうなるには、まずは

経営幹部・管理者が

人に対して関心を持つことです。

 

 

ハーマンモデルでは

【C】タイプの表現されます。

 

 

人の気持ちを優先に考え、

行動するような方です。

 

 

ただし、

【C】タイプだけ意識すると

単なる人が良いだけになってしまいますので、

【C】タイプを土台にして、

他のタイプを伸ばせることが

できるかどうかだと考えます。

 

 

そして、部下の成熟度に応じて、

指導の仕方や向き合い方を

変えていくことも重要です。

 

 

教える(ティーチング)

 と

引き出す(コーチング)

のバランスですね。

 

 

はじめは「教える」ことが主体となりますが、

そのうち、「励まし」、部下が一人前になります。

そして、もっとレベルが高い仕事に「巻き込み」

そのうち、任せて「見守って」いく。

 

このような段階があると思うのです。

 

 

マネジメント研修では、

今の自分と部下はどういう関係なのかを

部下についてより深く考えてもらいます。