経営幹部・管理者に必要な
思考パターンを知る初歩の考え方として
ハーマンモデルをご紹介しました。
A~Dの4パターンありました。
今回は【C】タイプです。
【C】は人情タイプ
「メンバーとのチームワークを良くしたい」
という方です。
おしゃべり好きで
人に関心があるということですね。
社長・経営者が持っている
経営幹部・管理者への要望として
「部下からこの人についていきたいと思われる」
人材になって欲しいとのご要望があります。
部下が経営幹部・管理者に対して
憧れや尊敬や共感を持っているということです。
まさに人間力です。
そうなるには、まずは
経営幹部・管理者が
人に対して関心を持つことです。
ハーマンモデルでは
【C】タイプの表現されます。
人の気持ちを優先に考え、
行動するような方です。
ただし、
【C】タイプだけ意識すると
単なる人が良いだけになってしまいますので、
【C】タイプを土台にして、
他のタイプを伸ばせることが
できるかどうかだと考えます。
そして、部下の成熟度に応じて、
指導の仕方や向き合い方を
変えていくことも重要です。
教える(ティーチング)
と
引き出す(コーチング)
のバランスですね。
はじめは「教える」ことが主体となりますが、
そのうち、「励まし」、部下が一人前になります。
そして、もっとレベルが高い仕事に「巻き込み」
そのうち、任せて「見守って」いく。
このような段階があると思うのです。
マネジメント研修では、
今の自分と部下はどういう関係なのかを
部下についてより深く考えてもらいます。