幹部社員育成において、
経営者・社長からのご要望として、
「幹部社員が経営者目線を持って欲しい」
というものがあります。
背負っている責任の重さの違いから
完全なる経営者目線というのは
難しいかも知れません。
しかし、経営者目線に近づくよう
幹部社員の視点を上げるように
アドバイスしています。
セミナーや研修にて
幹部社員にお伝えしているのは
経営者・社長と
幹部社員の
「危機感のズレ」
を埋めることが経営者目線に近づく
ということをお伝えしています。
どの経営者・社長は
大なり小なり危機感を持っています。
そして、その危機感は
幹部社員・社員がもつ危機感
よりずっと大きなモノです。
経営者・社長と幹部社員の
危機感の違いは
①見えている世界
(現実だけでなく理想も含めて)
②考えている時間軸のズレ
から起こる認識のギャップ
によるものだと思います。
①については、経営者・社長が抱く
理想にいち早く近づきたいという思いが、
結果的に危機感となります
②については、経営者・社長は
数年先、数十年先を考えながら
今を見ていることが多く、時代の変化に
ついて行こうと思いが、こちらも同様に
結果として危機感となります。
だからこそこの2つの視点で
幹部社員が経営者・社長と
同じ危機感を共有することが
経営者目線に近づくこと
だと思います。