経営戦略策定において、
当社がコンサルティングする際に
アドバイスしているのが、
強みを「活かす」だけでなく
「創る」という視点です。
前回もお伝えしましたが、
強みを「活かす」ことは戦略を
実行しやすい側面があります。
一方で、強みを創ることは
会社にとって実行するハードルが高く、
「覚悟」や「忍耐」が必要になります。
やったことないことや
得意でないことを行うからです。
だからこそ、それを乗り越えた時には
新しい世界が見えてきたり、
強みを創り、そして次のステップで
その強みを活かすチャンスが生まれてきます。
もちろん1つの強みを
「深掘り」「磨く」というのも
あるかも知れませんが、
他社が追いついてきた時に、
次の一手が打ちにくいのです。
「強み」の合わせ技で
ライバルに差を付けることも
あり得るのです。
だからこそ経営戦略策定に際には
長い目で見て、強みを「創る」
ということに取り組む必要がある
と思います。