【244】中期経営計画・経営戦略策定における「強み」の3つの方向性

中期経営計画では、

自社の分析において、

これまでの事業活動を踏まえて

「強み」と「弱み」

の整理をおこなうことがあります。

 

 

見つけ出した

その強みの方向性は

大きく3つあります。

 

 

1つ目は、強みを「磨く」

 

これまで培ってきたものを

もっと磨いて、もっとお客様に

喜ばれないか考えることです。

 

接客サービス・技術力・

商品開発力・仕入の目利きなど

「これまで自社がなぜ

お客様から選ばれてきたか」

を考えながら次の一手を考えていきます。

 

 

2つ目は、強みを「活かす」

 

これまでの強みを活かして、

新しい分野、新しい顧客、

新しい商品・サービスに取り組むことです。

 

「活かす」ということで

「既存」というより、

新規事業、新規顧客、新商品・サービス

 

 「新規」の視点です。

 

 

 

3つ目は、強みを「創る」

 

前回のブログでもお伝えしたように、

自社にとって新しい強みを持つための

取り組みです。

 

詳しくはこちらです。

 

1つ目の「磨く」は、すで持っている強みを

更によくすること

3つ目の「創る」は、今持っていない強みを

確保しようとすること

 

です。

 

この3つの取り組みが中期経営計画に

「入っているのか」「入っていない」

のかを認識すること自体重要です。

 

なぜなら、この3つの取り組みこそが

経営戦略に土台となり、お客様に

選ばれる理由づくりだからです。

 

当社のコンサルティングでは

この3つを意識しながら、

中期経営計画の策定をおこなっています。

 

なお、そのほか強みを

「発見する」「捨てる」という

取り組みもあり、またの機会

ご紹介したいと思います。