会社で起こる問題は様々です。
クレームだったり、納期遅れだったり、
生産能力以上の注文が舞い込んだりなど。
そこで問題解決のために
対策を考えていくわけですが、
社内会議など対策考えていく時に
「応急」と「恒久」とで
考えていくことが重要です。
「応急」は、その場しのぎの対策
いわゆる「応急処置」「暫定対策」です。
例えば、発生したクレームを
何とか解決しないといけない。
目の前の問題の対策を
考えていくことです。
一方で「恒久」は、本質的な対策。
「恒久対策」です。
例えば、そもそもこのクレームが何故、起こったのか?
を分析しつつ、
次にクレームが起こらないようにするためには
どうすべきなのか?
もし起こったとき、どういう流れで対応するのか?
を考えていきます。
まず、すみやかに応急処置をおこない、
そして、じっくりと恒久対策をおこないます。
重要なことは、社内で議論する中で、
応急処置、恒久対策のどちらを話しているのかを
整理しておかないと、議論がかみ合いません。
そこで司会者は、いまどちらを話しているかを
メンバーに意識させながら、議論を進めていく
必要があります。
また、応急処置・恒久対策がスムーズにデキる特徴として、
「考え」や「スケジュール」を意識的・無意識的に
ちゃんと「分けて」考え、行動していることが挙げられます。
応急処置・恒久対策はその「分ける」一例にしか過ぎません。
分ける考え方は応急処置・恒久対策以外にも数多くありますし、
自分の観点で「分ける」ということが仕事力アップにつながります。
「分ける」ことで仕事力をアップさせたい方は是非、以下の書籍もご一読ください。
■関連書籍のご案内
大企業・中小企業・行政関係者など業界・職種問わず1000人以上のビジネスパーソン(経営者・管理職・社員)と面談して、見えてきた仕事がデキる人のコツ。
「分ける」
仕事がデキる人が意識的・無意識的におこなっている仕事の「知られざる」ベーススキル(土台となるスキル)、「分ける」技術をマスターすれば、仕事力は確実に上がっていきます。
本書では研修・コンサルティングでお伝えしている「分ける」技術の勘所、そして、報告や段取りの場面でのコツを、全編マンガでスラスラと学ぶことができます。
若手社員・新入社員など主に20代のビジネスパーソンに向けたマンガですが、就職内定者・就職活動中の学生の方、そして仕事を教える方にもオススメの1冊です。
詳しくは、以下のURLかマンガの表紙画像をクリックして、内容をご確認ください。
(Amazon Kindleの商品紹介ページに移ります)
https://www.amazon.co.jp/dp/B0879FWFJ1