【305】事業承継コンサルティングで感じたこと(5)~知的資産経営が役に立つケース~

 

これまで、

攻め・守り・財務

のそれぞれの視点で、

事業承継コンサルティング

での感じたことを

お伝えしてきました。

 

「攻め」の視点で

お客様から選ばれる理由が

しっかりしていれば、

それを後継者に引き継ぐことは

重要です。

 

 

そこにおいては、

知的資産経営の考え方が

役に立ちます。

 

 

当社はお客様から

なぜ選ばれているのか

を紐解きながら、

その背景となっている

強み(知的資産)を

考えていくのです。

 

 

この強みの掘り起こしを

渡す人と受ける人が

リレーのバトンパスのように

共におこなうことで、

共通の認識としていくのです。

 

 

ただしこれはあくまで

「選ばれる理由」が

現状も明確である場合。

 

 

現在の「選ばれる理由」が

残念ながら弱くなっている場合や

従来の顧客層だと頭打ちになっている場合は、

 

この知的資産の掘り起こしだけでなく、

強みをしっかりPRしたり、

新たに選ばれる理由をつくることが

重要となる場合もあります。

 

 

事業承継における

知的資産経営の活用の度合いも

企業の状況で変わってくるのだと

考えています。