先月、事業承継者向けの
セミナーにて講師を担当しました。
そこで、ビジョンを膨らませる
重要性をお伝えしました。
事業承継者は必ずしも
引き継いだビジネスに
思い入れがあるとは限りません。
本当は関心がなかったので
継がざるを得ないという
ケースもあります。
そのようなモチベーションで
取り組んでいくと、
その気持ちが社員にも伝わる
可能性があります。
そうなると、
社内は停滞感を
生み出しかねません。
そこで、まず事業承継者自身の
気持ちを盛り上げることが重要です。
ビジョンというと
売上・利益を考えがちですが、
それだけではなく、
それが実現すると
他にどんな姿が見えているのか
を想像していくのです。
芋づる式にビジョンを
膨らませて風景を
作っていくのです。
売上・利益には
事業承継者自身の
モチベーションは
上がらないけれども、
例えば、
・社員の年収が上がるであるとか、
・目標成し遂げた自分を褒めたい
などが本人のモチベーションであれば、
それが原動力になるはずです。
セミナーでは、
ビジョンの記載例をお伝えしますが、
それが会社・経営者(事業承継者)
のモチベーションに当てはまるか
どうかは別です。
モチベーションの原動力になる
項目が1つでも見つけられたら、
ビジョンとして成立すると思います。
今後のビジョンとして、
経営者・事業承継者として
何がモチベーションの原動力
なのでしょうか?