付箋を使った、
思考力アップについて
お伝えしています。
前回、
整理して眺める
ということを
お伝えしました。
眺めるという行動の中に
「思考する・発想する」
ということをおこなうのです。
今日は
1人(ひとり)ファシリテーション
です。
眺めてもアイデアがでない
というケースがあります。
その時には、
自分の中で役割を変えながら、
同じ情報を別の視点で
見ていくのです。
それにはどうするか?
例えば、
「社長や専務が見たらどう思うか?」
「お客様の立場だったらどうだろうか?」
など第三者的な視点を入れることです。
その時のヒントとして
エドワード・デ・ボーノ博士が開発した
6つの帽子の視点が有効な場合があります。
それは、
事実:客観的な事実と数値(データ)
感情:思ったままの感情的な視点
警戒:警戒と注意を促し、考え方の弱点を指摘する
利益:希望と肯定的な考え方
提案:創造性と新しい考え
俯瞰:冷静に考え方のプロセスを構成
というそれぞれの視点で、
自分の考えた案を検証するのです。
例えば、
社長・専務が「提案」という視点だったら、
「どう発言するかな」
と考えて、付箋を整理していきます。
まさに1人ファシリテーションの
状態です。
参加者は
・自分ひとりの場合
もあれば、
・想像で社長・専務が登場する場合
もあります。
この1人ファシリテーションの
プロセスで独りよがりの自分を
客観的に見ることができるのです。