クライアント企業での
社長抜きの幹部ミーティング。
あえて社長に外れてもらって、
会社の様々な課題を議論しています。
当社のクライアント企業で
多く実施しているやり方です。
社長がいらっしゃると、
「考える」「決断する」ことを
社長に任せてしまいがちなので、
検討した提案を社長に報告する
という方式を取っています。
このクライアントさんでは
4年目に入っていますが、
最初のころは、
・意見も少なく
・視点も低く(自分の部門だけ)
という状態でした。
それを時間をかけて
繰り返した結果、
今では経営者視点の意見が
数多く出てきています。
ここでの
コンサルタントの立場は
メンバーの成長の促す役割。
コンサルタントとしての
自分の意見を言うだけなら、
社長に外れてもらった意味はありません。
議論を聞きながら、
・論点を整理し、
・議論すべきポイントを提示し
・経営者の目線になるような視点を
提示する。
当然、考え方や経営知識を
お伝えしますが、考えるのは
メンバーの仕事。
そして、自分で考えた提案なので
やらされ感なく実行しやすくなります。
この繰り返しが、
社員が自ら考え行動する社員を
育成することになると考えて
人材育成のお手伝いをおこなっています。