前回に続いて、今回も
ローカルベンチマークの活用です。
当社は2016年に地方銀行様にて
ローカルベンチマークの導入の
お手伝いをさせて頂きました。
担当者の方の立場としては
ローカルベンチマークの
フォーマットやSWOT分析表
を埋めることを優先してしまいがちです。
そうすると、フォーマットを
埋めるためだけのヒアリングに
なりがちです。
前回、経営者に気づきを
与えられるかどうか
ということがポイントと
お伝えしました。
気づきにも
いろいろな種類のものがあり、
そして、いろいろ状況によって
生み出されます。
経営者にとっての気づき
とはどのようなものでしょうか?
今日は、
情報発信
に関することです。
ローカルベンチマークの活用に限らず、
ヒアリングをおこなっている中で
経営者・社員にとって
当たり前のこと(取り組み・考え)が
実は表に出ていなかったりすることが
よくあります。
事前にホームページを見たり、
パンフレットを見ていても、
ヒアリングでお伺いしたことが
書いていないことがあるのです。
そこで、
「それは普段PRしていらっしゃいますか?」
の一言が相手にとって
ヒントになるのです。
中小企業・小規模事業者の
営業力や情報発信力が弱いと
言われています。
何をPRしていいのか
分からない経営者も
いらっしゃいます。
売上が1円でもあるということは
お客さまに選ばれている証拠です。
そのことについて
外部から「気づき」を与えるだけでも、
対話の意味があると思うのです。