前回に続いて、今回も
ローカルベンチマークの活用です。
当社は2016年に地方銀行様にて
ローカルベンチマークの導入の
お手伝いをさせて頂きました。
担当者の方の立場としては
ローカルベンチマークの
フォーマットやSWOT分析表
を埋めることを優先してしまいがちです。
そうすると、フォーマットを
埋めるためだけのヒアリングに
なりがちです。
前回から、対話において
経営者に気づきを
与えられるかどうか
ということがポイントと
お伝えしました。
気づきにも
いろいろな種類のものがあり、
いろいろプロセスによって
生み出されます。
前回は
異業種の取り組み
に関してでした。
今日は、
埋もれている「宝」
に関することです。
経営者とお話ししていると
「売上アップ」
に使える、多くの宝を
見つけることができます。
気づきの1回目でお伝えした
PRにつなげられそうな
宝はもちろんのこと、
この宝を活用すれば、
新商品や新サービスの
開発にも活用できることがあります。
もちろん経営者が
既に知っている宝もありますが、
埋もれている宝もあるはずです。
例えば、
・顧客リスト
・技術
・組織力
・実績
・外部の協力者
・歴史
などです。
先日のコンサルティングでも
これまでの顧客リストを
活用した新しいサービスの
検討をおこないました。
この宝を対話によって
気づくことが重要なのです。
ちなみにこの宝、
知的資産経営では、
「知的資産」と呼ばれていることも
ありますが、より経営者にとって
フィットする言葉として「宝」
などの言葉を使っています。