【516】中小企業の同族外承継における財務研修で伝えたいこと

 

とあるクライアント先にて

同族外承継を意識した財務研修を

開始しました。

 

 

通常の決算書の見方だけでなく

過去から現在までの決算書

を紐解きながら、

その会社の歴史と実態を

知ってもらっています。

 

 

そこで重要なのが、

単なる数字の見方だけでなく、

経営者としてその時々に何を

大切にしてきたかという判断

と考えています。

 

 

時には、売上

時には、設備投資

時には、給与アップ

時には、自己資本充実

 

 

もちろんすべてが

一度に達成できれば

問題ないです。

 

しかしながら、

実態は、

顧客・社員・協力先・金融機関・自分自身

とのバランスを取りながら、

その都度判断している状況です。

 

 

綱渡りしながら、

顧客・社員・協力先・金融機関・自分自身

の声を聞きながら、流されず

しっかりと前を向いて進んでいる

イメージでしょうか?

 

 

同族外承継者には、

1つの力に引き寄せられることなく

そのバランスをどう取っていくのか?

という経営者の「胆力」を学んでもらいたい

と考えています。

 

 

決算書を理解するだけでなく

決算書を創り上げるという

意識になることを期待をしています。