【555】三人の石工の話と承認欲求

 

前回は、承認欲求と「志」について

お伝えしました。

 

それを物語るのに最適な

三人の石工の話をご紹介します。

 

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ある建築現場で、通りかかった旅人に

何をしているのかを聞かれた三人の石工がいた。

 

一人目の男は、

「これで食べているのさ」

と答えた。

 

 

二人目の男は手を休めずに、

「腕のいい石工の仕事をしているんだ」

と答えた。

 

三人目は目を輝かせて、

「国で一番の教会を建てている」

と答えた。

 

 

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人によって仕事の捉え方が

異なるという寓話です。

 

 

一人目は仕事を、生活のための手段と捉え、

二人目は仕事を、自分の力の発揮と捉え

三人目は仕事を、自身の使命と捉えている

となります。

 

 

そして、後になるにつれて

仕事に対する意識が高いことを

示しています。

 

 

特に、二人目の石工は、

誰かに褒められるという

承認欲求がより強いのかも知れません。

 

 

一方で三人目の石工は、承認欲求よりも

「教会を作ることでたくさんの人々を

救うための大事な仕事」という

志の方が強いはずです。

 

 

仕事に対する捉え方が、

自分の仕事への取り組み方

そして

リーダーとしてメンバーに

仕事観を共有する

ことに大きな影響を与えることは

間違いありません。