カッツモデルとは、
社員~役職者によって
求められるスキルを
3つにまとめたもので
米国の経営学者
ロバート・L・カッツが
考案しました。
例えば、
●一般社員だと、業務上のスキル
(テクニカルスキル)
●管理職だと、縦・横と意思疎通するスキル
(コミュニケーションスキル)
●経営層になると、新しいこと・将来を考えるスキル
(コンセプチュアルスキル)
です。
考え方としては
理解しやすいのですが、
漠然としていて、
企業で活用するには
工夫が必要です。
というのも
この3つのスキルを
洗い出すのは膨大な作業です。
しかし、
経営者が次世代リーダー
に求めるスキルは
3つに集約されています。
そこでそのカッツモデルを
共通の地図として、
よりその方にフィットした
スキルの表現を共有することを
とある会社では進めています。
コミュニケーションスキルから
一歩踏み込んで例えば、
噛み砕いて説明する力であったり、
コンセプチュアルスキルの中で、
企画提案するスキルなど
経営者と次世代リーダーが
イメージの沸くスキルを
共有することが重要なのです。