SWOT分析で出てくる
「強み」。
SWOTの要素は
Sが強み(Strength)
Wが弱み(Weakness)
Oが機会(Opportunity)
Tが脅威(Thread)
でした。
Sの強みでは、
会社、商品、財務、経営者、人材
などいろんな視点で強みを
出すことがあります。
しかし、この強みには
①お客さまに選ばれる理由に関係するもの
②売上・利益に直結するもの
③プラスのもの・いいこと
の3つの視点に分け直すと、
今後の方向性の検討を行いやすくなります。
特に業績が厳しい中小企業の
経営改善などで、「強み」を
導き出す観点においては
①お客さまに選ばれる理由に関係するもの
②売上・利益に直結するもの
を重点的に確認することが重要です。
ひょっとしたら、強みと言っても
③のものがほとんどであったり、
③の中にも、①や②の原石が
あるかも知れません。
経営改善のコンサルティングなどでは、
まず①の視点において
・誰にどんな理由で選ばれているのか?
・これからも選ばれる理由をどう創り込んで
いくのか?
を経営者・社員の方と考えていきます。
このように強みを3つに分けることで、
企業が抱えている課題が浮き彫りになっていきます。