前回、自分の中で自燃型・他燃型・不燃型が
混在するということをお伝えしました。
特に、今の若い社員の方は、
自燃型よりも他燃型・不燃型
の割合が多いかも知れません。
しかし、その若い社員もいずれ
リーダーになったり、結婚したり
など成長ステージが変われば、
自燃型の割合が増えていくことが
あるのです。
では、そのような社員と
どう接すれば、社員に変化が
見られるのでしょうか?
やる気の火の付け方は
多種多様であり、その中から
2つのことをお伝えします。
1つは、
「若い社員のやる気の火に薪をくべる」
です。
他燃型・不燃型の社員の場合
自分でやる気の火をつけることは
できません。
他人から火をつけることで
本人のやる気に火がつきます。
ただし、一度に部下のやる気に
火がつくとは限りません。
火が付いたとしても、
すぐに消えてしまうことが
多いのです。
そこで、途切れなく薪をくべる
ように部下へ働きかけをしていく
ことが重要です。
もう1つは、
「経営者・上司のやる気の火を分けてあげる」
です。
自燃型の割合が少ない場合は、
自分自身の目標が持てない場合があります。
その為、経営者や上司の夢・ビジョン、
そしてそれに向けたやる気の火を
共感・共有することで、若い社員の
やる気の火が付くかも知れません。
他の方の夢実現に協力することで、
自分のやる気が出て来るようなことです。
もちろんこの2つ以外にも、
若い社員のやる気の火をつけるやり方は
あります。
1つにこだわらず、試行錯誤しながら、
組み合わせながら、実践していくことが
重要だと考えています。