経営計画書や経営改善計画書の
ご支援の中で一番、重要視されるのが
数値計画。
提出先が金融機関という場合が多いので、
・売上利益計画
・返済計画
・資金繰り計画
といった数値計画が
検討においても時間を割き、
出来上がった資料の枚数も多くなります。
しかし、実際はその数字を
どうやって達成するかという
行動計画が重要なのですが、
検討する時間が足らず、
大きな方向性やすぐに数値の効果が
表れるものだけになりがちです。
そうして、進捗確認やフォローアップしても
その計画がうまくいかないこともあります。
そこには、数値計画を達成するだけの
行動計画が具体的になっていないから
という側面があります。
経営計画書には、
様々なフォ-マットが
あります。
1 現状分析中心の計画
2 数値計画中心の計画
3 行動計画中心の計画
ついつい1から検討に入るので
1、2で力尽き3が中途半端に
なってしまうのです。
また、2の数値計画中心の計画が
経営計画と思っていらっしゃる方も
少なくはありません。
計画とは目標を達成するためのもの。
それを見て行動できないと計画ではありません。
現状分析や数値計画を見て行動計画に
移せるなら問題ありませんが、
それを見て行動できないなら
行動計画の検討が十分に必要かも知れません。