中小企業で経営計画作成の
コンサルティングをしている中で
社員への浸透が課題になります。
経営計画の発表会をしても、
経営計画で書かれた方針・内容が
社員の行動に落とし込まれていなければ、
折角の発表会も無駄になりかねません。
当社では社員の行動に落とし込むために
(1)目標設定
(2)TODOリストやスケジュール帳
に落とし込む提案をしています。
(1)は、会社の経営計画から、
部や課、係、そして個人に
落とし込んでいきます。
いわゆる目標管理制度です。
コンサルティング先には
ガントチャート式経営計画として
会社の経営計画で書かれた方針を
具体化していきます。
そして、
(2)は、そのガントチャート式経営計画で
書かれた内容を個人のTODOリストやスケジュール帳
に落とし込んでいく作業です。
通常は(1)で終わってしまいがちです。
目標管理でも、そこでよくあるつまずきの一つとして、
目標や計画を立てても忘れてしまい、
日々の業務で手つかず仕舞いだった
というものです。
会社の経営計画の方針や内容は、
社員への意識付けだけでなく、
社員のTODOリストやスケジュール帳に
落とし込んでこそ、実行できるものもあります。
その一方で、働き方改革の流れの中で、
社員をはじめ働く方のタイムマネジメント
も重要になっていきます。
そこで、時間の密度を濃くしながら、
経営計画の目標を達成するという状況の中
社員の方に、どういう働きを期待しているか
についても一度、話し合っていくことも重要だと
思うのです。