中小企業の経営計画のコンサルティング
をしている中で、経営計画という言葉でも、
人によって受け止め方が異なることを感じています。
それは経営計画の記載内容が
・現状分析
・経営方針
・数値計画
・行動計画
の
・どこを重点を置いているか?
・どこに重点をおいた計画を見てきたのか?
について、経営者が経営計画に対する捉え方が
異なると思います。
経営計画の作成する目的はさまざまです。
例えば、
金融機関からの資金調達など組織外部に向けた
経営計画であれば、
・現状分析
・数値計画
といった内容が前面に出てきます。
一方で、
自分の考え方や進むべき道を整理したい
社内の士気を高めていくなど組織内部に向けた
経営計画であれば、
・経営方針
・行動計画
といった内容が前面に出てきます。
経営コンサルティングをしていくなかで
経営計画をまず作ろうというきっかけは、
実は組織外部に向けた経営計画が多いような印象です。
となると、
経営計画=外部に見せる=数値計画
という理解でいらっしゃる経営者は
多いのです。
実際、外部向けの経営計画を社員に見せても、
自分はなにをすればよいのか?
分からないかも知れません。
逆に、組織に内部に展開する経営計画を
組織外部に開示しても、外部の方にとっては
自分たちに必要な情報がないということもあります。
だからこそ
・経営計画の作る目的は?
・経営計画は、誰に見せるか?
によって、
・現状分析
・経営方針
・数値計画
・行動計画
のバランスが大きく変わってくるのです。