これまで中小企業にとっての
バランススコアカードの
メリット・デメリットを
お伝えして参りました。
当社はバランススコアカードの4つの視点
(1)売上と利益
(2)お客様
(3)仕事の仕方
(4)人と組織
は、中小企業が家業から企業へ
成長と遂げる中で大変重要な考え方です。
しかし、中小企業で戦略マップ・スコアカード
を活用するとメリットよりもデメリットが出てくる
場合が多いのです。
そこで当社では、
戦略マップ・スコアカードをありきで考えずに
4つの視点を中心に会社の取り組み項目を
考えることをオススメしています。
例えば、
(1)売上と利益のために何をすべきか?
(2)お客様のために何をすべきか?
(3)仕事の仕方の改善するために何をすべきか?
(4)人と組織を成長するために何をすべきか?
をそれぞれ考えながら、取り組み項目を書きだし、
そして時には戦略マップの観点で上下に関連付けながら、
時にはスコアカード的に、目標値を設定することもあります。
バランススコアカードの4つの視点の因果関係を意識し過ぎない
ことをオススメしています。
つまり、4つの視点が主で、戦略マップ・スコアカードはサブ
のイメージです。
そこで考えた取り組むテーマをガントチャート式経営計画に落として
PDCAを回していくという流れで活用しています。
バランススコアカードは道具です。
道具に振り回されず、適切な場面で、
使えるところだけ道具を使うという考え方で
コンサルティングをおこなっています。
なお、以下より、今回のテーマのブログやコラムもお読み頂けます。
●中小企業にとってのバランススコアカード(BSC)のメリットでありデメリットとは(1)~戦略マップのシンプルさ~
●中小企業にとってのバランススコアカード(BSC)のメリットでありデメリットとは(2)~戦略マップの論理性~