当社でおこなっている、
「分かる」は「分ける」研修。
仕事がデキる方の特徴の1つとして
思考・発言・行動を分けて整理し、
業務していらっしゃいます。
当社では
「分ける」(分割する・分解する)技術
「分ける」(分割する・分解する)スキル
とも呼んでいます。
その「分ける」は「分かる」研修で
お伝えしている、分けるためにはどうすればいいのか
ということを今回お伝えしたいと思います。
研修の中でもおこなっていますが、分けるための第一歩として
自分の頭にあることを書き出してみることをオススメします。
思考や行動が分けられてないケースのほとんどが、
頭の中がぐちゃぐちゃになっている状態のなのです。
そこで、書き出してもらうのは、
・目の前の事実
・自分の考え
です。
これは「事実」と「意見」の2つに
分けて書き出すと言う視点です。
まずは事実です。
目の前で何がおこっているのか?
5W1Hで整理したり、
時系列に分けて整理していきます。
事実の中には自分の意見や感情は
一切入れないようにします。
そして次に自分の意見です。
自分の意見というのは、
(1)事実の見方であったり、
(2)自分の感想・感情であったり
さらにはその事実を受けて
(3)自分なりの提案
ということもあります。
「分かる」は「分ける」研修では
このように目の前の事実を把握しながら
自分なりの見方を提示し
さらには提案などを考えて貰います。
これらの流れの中には、
マッキンゼーをはじめとするコンサルティングファームが
用いる思考の枠組み(フレームワーク)
空・・・事実・状況
雨・・・解釈・見方
傘・・・判断・提案
を活用しています。
改めてこれを頭の中ではなく、紙に書き出すとトレーニングで
この分けるという力が少しずつ付いていきます。
頭の中で考えているとモヤモヤしてしまいがちですが、
自分の頭の中を紙に書き出すことで物事が整理されていきます。
まずは書き出して、分けてみる習慣づけが重要です。
■関連書籍のご案内
大企業・中小企業・行政関係者など業界・職種問わず1000人以上のビジネスパーソン(経営者・管理職・社員)と面談して、見えてきた仕事がデキる人のコツ。
「分ける」
仕事がデキる人が意識的・無意識的におこなっている仕事の「知られざる」ベーススキル(土台となるスキル)、「分ける」技術をマスターすれば、仕事力は確実に上がっていきます。
本書では研修・コンサルティングでお伝えしている「分ける」技術の勘所、そして、報告や段取りの場面でのコツを、全編マンガでスラスラと学ぶことができます。
若手社員・新入社員など主に20代のビジネスパーソンに向けたマンガですが、就職内定者・就職活動中の学生の方、そして仕事を教える方にもオススメの1冊です。
詳しくは、以下のURLかマンガの表紙画像をクリックして、内容をご確認ください。
(Amazon Kindleの商品紹介ページに移ります)
https://www.amazon.co.jp/dp/B0879FWFJ1