企業経営や事業経営が「乗り物」に
例えられることがあります。
例えば、創業期。
一人もしくは少人数創業する場面です。
乗り物でいうと、自転車や一輪車。
人数も少ないし、人によっては、
教えてもらわなくても持ち前のセンスで
乗りこなすことができます。
それが、規模が大きくなって
人数が増えると自動車に。
自動車と同じく、経営するのに
それなりの知識・技術がないと、
乗りこなせません。
また、ダッシュボードのように
計器類も見ていく必要があります。
経営で言えば、売上・利益、資金繰り
といった数値面という風になります。
そして、更に規模が大きくなると
大型の船や飛行機。
人数も増え、それぞれの持ち場や
ルールも決まってきます。
そして、飛行機でいうところの
コックピットのように車よりも計器類が増えて、
それぞれの持ち場の人が数値管理をしていく
ようになります。
一方、事業でも、立ち上げ期、成長期での
競争が激しいと、モータースポーツのような
俊敏さで進んでいかないとうまく行かない場合もあります。
また、安定期、成熟期などでは、仕組みを整えたり、
見直したりすることが重要になります。
家業から企業へと変貌を遂げる企業を
ご支援していく中で、乗り物でお伝えすると
会社の変貌、ご自身の立ち位置が分かって
頂けることが多いです。
自社の経営および事業が、どんな乗り物なのか
を考えてみることが社員との認識ギャップを
埋めることにおいて重要な事なのかも知れません。