中小企業の経営幹部・管理職育成で
部下との関わり方についてご相談を受けること
があります。
そこで、参考になるのが、経営学で有名な
ハーバードビジネススクールの
テレサ・M・アマビール教授の研究です。
その研究では、「小さな一歩が重要だ」
と明らかにしています。
アマビール教授は、人々が仕事において
高い「やる気」を示し、もっとも創造的かつ
生産的で幸福にになれるのは、
「有意義な仕事において、小さくてもよいので
進歩(前進)を実現できている状態」
であると述べています。
つまり、小さな一歩(小さな進捗)を実現し、
それが認められている状態が大切なのです。
中には、小さな一歩を部下本人が認識し
自分でその成果を認め、モチベーションを
上げる部下もいらっしゃれば、上司から
成果を認められ、モチベーションを上げる
部下もいらっしゃいます。
是非、部下の仕事の小さな一歩をしっかり
見て上げることを意識しましょう。