最近、書籍・雑誌そして、インターネットの記事等で
OODAという言葉をよく見るようになりました。。
OODAについては私自身勉強中ですが、
OODAとは
Observe(観察):「みる」
Orient(状況判断、方向づけ):「わかる」
Decide(意思決定):「きめる」
Act(行動)「うごく」
の頭文字をとったものです。
そして、PDCAは古く、これからはOODA
という見方があるようです。
PDCA とは計画作成・実行でよく知られた考え方で
P(plan:計画)
D(Do:実行)
C(Check:確認)
A(Action:修正)
です。
では、PDCAとOODAではどんな違いがあるのでしょうか?
PDCAが計画から始まるのに対し、
OODAは観察から始まるところが
異なると言われています。
しかし、計画を立てる時は、大なり小なり
周りのことや自分のことを「観察」するということは
行なっているわけであり、観察したあと「方向づけ」して
「意思決定」をした結果が計画とも言えるのです。
すなわち OODA の「OOD」は、
PDCAの「P」にあたるものであり、
Pをより細かく分けたものとも言えます。
一方で PDCAの「D」とOODAの「A」は「実行」に相当し、
PDCAの「C」「A」はOODAにないもの、もしくは
OODAの「OOD」とも呼べるかも知れません。
ここでお伝えしたいことは PDCA と OODA の
使いやすさや優劣を検証したいのではなく、
この2つは現状把握~計画立案~実行~検証というステップを
お互い何らかの視点で「分けた」違いに過ぎない
という見方をお伝えしたいのです。
PDCA の Pで、きちんとした計画ができる場合もありますし
検討が不十分であれば、 OODAのOODの視点で考えてみると
筋が良い計画ができる場合もあります。
重要なことは、これらのフレームワークに大切にしながらも、
振り回されるのではなく、自分でステップや物事を「分ける」
ということであり、この「分ける」力が仕事力を上げることおいて
重要だと考えています。
当社でおこなう人材育成のテーマとして「分けて」考え、行動する
ということをお伝えしています。
そのようなことに関心がある方は以下の書籍が
参考になるかも知れません。