クライアント様にて業務改善などの
取り組みのお手伝いをすることがあります。
例えば、製造業の場合、
・受注
・製造
・出荷
という基本的な流れにおいて、
1つのルートで実施されているのではなく、
いろいろなパターンや組み合わせで
おこなわれています。
そのうち、絡まった糸のように
複雑な状態になっていきます。
そこで大事なことは、ものごとを
分解して考えるということです。
すなわち、「分ける」ということです。
例えば、
・業務の大まかな流れだと、場合(パターン)に分ける
・業務の細かい流れだと、手順(ステップ)に分ける
ごちゃごちゃに考えていては、いつまで経っても
問題を引き起こす原因や、その改善策は見当たりません。
そこで、「分ける」ということを意識して、
問題に向きあうだけでも、解決の糸口は見つかるのです。
「分ける」ことを突き詰めた後、全体を「統合」したり、
改善策のアイデアを「発想」したりすることができるのです。
仕事で行き詰まりを感じている方は、一旦目の前の
ものごとを「分ける」ところから始めて見ませんか?
この「分ける」を意識するだけで、仕事の段取りや手順が
大きく変わっていきます。
「分ける」仕事術に関心がある方は、以下のコラムが
参考になるかも知れません。