当社では、複数のクライアント様にて
社内の仕組みづくりのご支援をおこなっています。
そこでよく出てくるのが集計業務。
売上、材料費、勤務時間、在庫
などの数値データを集計する取り組みです。
そもそも、集計する習慣がなかった
会社にとっては、集計した数値を見ることが
そのものが大きな変革であり、意識付けになります。
まずは、様々な数値に意識を向かせる段階です。
そのあと、定時観測をしていきます。
週次、月次、年次などさまざまなタイミング集計し、
・異常値が出ていないか?
・改善に向けた次の一手はないか?
というような気づきを促します。
そして、改善に向かう対策・行動をおこないます。
つまり、
(1)意識付け(まずは数値に意識を向かせる)
(2)定時観測と気づき(異常値・次の一手)
(3)改善に向かって具体的な対策・行動に移す
という3つの段階です。
そのため、集計しても、(1)で終わったり、
(2)でマンネリ化して、気づきが生まれなかったら
折角の集計の意味が薄れてきます。
(3)の改善に向かう対策・行動を起こしてこそ
集計の意味があります。
Excelなどで集計が簡単にできる一方で、
働き方改革の中で、勤務時間は減少せざるを得ません。
Excelのスキルを上げることも重要ですが、
集計して、どんな行動につなげることができるのか?
という視点で今の集計資料を見直すことも1つの見方だと
考えています。