【698】中小企業のSWOT分析で抜けがちな視点~外部環境~

 

経営戦略、経営計画等の研修やセミナーで

登場するSWOT分析。

 

 

企業が置かれている状況を

外部環境、内部環境に分けて、

そして

更に、プラス面、マイナス面に分けて

整理したものです。

 

外部環境の

プラス面:機会

マイナス面:脅威

 

内部環境の

プラス面:強み

マイナス面:弱み

 

です。

 

その上で、それぞれの象限について、

深く考えていくのですが、

つい、抜けがちな視点があります。

 

 

それは、外部環境における顧客と競合です。

 

機会という言葉につられて世の中のチャンス

脅威という言葉につられて世の中のリスク

などを考えると、

・ITの進展

・少子高齢化

というような抽象的な項目ばかり出て、

具体的なお客様像、競合(ライバル)が見えにくくなります。

 

 

SWOT分析はあくまで、

どのようなお客様に他社ではなく

当社を選んでもらえるかという理由、

すなわち戦略を生み出すものです。

 

 

その視点もSWOT分析で折に触れて思い出す

ことが大切だと思います。

 

SWOT分析について関心がある方は、

以下も参考になるかと思います。

 

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