経営戦略、経営計画等の研修やセミナーで
登場するSWOT分析。
企業が置かれている状況を
外部環境、内部環境に分けて、
そして
更に、プラス面、マイナス面に分けて
整理したものです。
外部環境の
プラス面:機会
マイナス面:脅威
内部環境の
プラス面:強み
マイナス面:弱み
です。
その上で、それぞれの象限について、
深く考えていくのですが、
つい、抜けがちな視点があります。
前回は、外部環境における顧客と競合が
抜けがちとお伝えしました。
今回は、内部環境における強みのところです。
強みをたくさん出すということ自体、
悪いことではないのですが、その時に
考えてもらいたい視点として、
「選ばれる理由」があるかどうか
ということ。
当社が強みを考える視点として、
選ばれる理由に関連したものが
「強み」の1つとしています。
SWOT分析はあくまで、
どのようなお客様に他社ではなく
当社を選んでもらえるかという理由、
すなわち戦略を生み出すものです。
その視点もSWOT分析で折に触れて思い出す
ことが大切だと思います。
SWOT分析について関心がある方は、
以下も参考になるかと思います。