【714】ロジカルシンキング・MECEよりも大事・重要なスキル!全体を捉えながら、「欠け」なく「塊」なく分ける

 

論理的思考(ロジカルシンキング)などで

MECE(ミーシー)という言葉を聞いたことが

ある方も多いかも知れません。

 

 

MECEと

「漏れ」なく「ダブり」なく

の意味です。

 

Mutually Exclusive and Collectively Exhaustive

という英単語の頭文字をとって、MECE。

 

 

MECEはロジカルシンキング、

特にロジックツリーで学ぶ大切な考え方ですが、

ロジックツリーそのものがあまり仕事で

使うことが少なく、研修や本を読んで

聞いたことある程度で終わってしまう方も

多い印象です。

 

要は知っているけど、使いこなせていない状態です。

 

 

そもそもロジカルシンキング・MECEを習得する目的は、

コミュニケーションや問題解決のレベルを上げて

仕事ができるようになることです。

 

 

その観点に立てば、

ロジカルシンキング・MECEよりも

大切なスキルがあります。

 

それが「分ける」です。

 

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見えてきた仕事がデキる人のコツなのです。

 

 

 

 

「分かる」は「分ける」とは

もともとは教育用語のようですが、

仕事がデキる人が意識的・無意識的に

「分ける」スキルをもち、分類・分解して

ものごとを考えたり、行動をしています。

 

 

具体的なシーンで言うと

例えば、

  • 事実と意見を分けて発言する
  • 原因と結果を分けて分析する
  • これからの計画を行動に分けて実行する
  • 相手のタイプに分けて対応や話し方を変える

など、意識的・無意識的にやっていらっしゃいます。

 

 

この「分ける」ということを意識するだけで

仕事力がアップすると研修を通じて実感しています。

 

 

その時お伝えするのが、

全体像を意識しながら(描きながら)分けるということ。

今、自分が

  • 考えていること
  • 話そうとしていること
  • 実行しようとしていること

が全体像を捉えているかということ。

 

 

そしてそれが、

「欠け」なく、「塊」なく

という状態になっているかということ。

 

  • 考えていること
  • 話そうとしていること
  • 実行しようとしていること

が、パズルのように、全体を捉えて欠けなく、

パンのように、塊を切って一口サイズになっているか

を自問自答するだけでも、仕事の力は上がります。

 

「分ける」は、ロジカルシンキング、MECEとも

非常に近い考え方ですが、それを日常業務でより意識しやすい考えです。

 

 

「分ける」ということについて、関心がある方は

以下のコラムや書籍を参考になさってください。

 

 

 

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