人が変わる時には
・内的パワー
・外的パワー
のどちらか、もしくは
その両方が必要
だと思っています。
内的なパワーというは
本人の思いの力
外的なパワーというは
外部の強制力・監視力
最近はやりのダイエットは
どちらかというと、
外部の強制力・監視力を
活用したダイエット法だと
思っています。
本人の思いの力が弱く
一人は続かないので、
外部の強制力・監視力が
必要としている方でしょうか?
ダイエット法というと
以前、
「計るだけダイエット」
という方法がはやりました。
自分で毎日体重計に乗って
体重を計って、記録して
自分に意識付けをして
行動を変容するというものです。
これまでご紹介した
マイチェックリストは
計るだけダイエットに
近い考え方です。
自分自身が変えるのだ
という意識を持ちながら、
毎日マイチェックリストを
見ながら変わっていく。
自分が変わりたいという
気持ちがなければ、
マイチェックリストは
続きません。
道具の問題というより
自分自身の変革の気持ちの
強さかも知れません。
前回、自己変革の為に
意識することを
毎日チェックする
ことをお伝えしました。
もともとは、
iWAMで分析された
自身の思考パターンの
改善の取り組みでした。
具体的には
日常使う
「話す言葉」
「思考で使う言葉」
を変えるというものでした。
毎日意識して使ったどうかを
チェックするものですが、
毎日チェックすると、
できた時、できていない時
があります。
中にはずっとできなかった日も
あると思います。
そこで
心が折れてしまって
止めてしまいがちです。
ここで大事なことが、
今日はできなくても、
明日頑張ろう
という気持ちを持つことです。
変えたいと思った時のことを
じっくりと思い出して、
今日はやろうと
いうことが大切だと思うのです。
前回、
ビジネスパーソンが
自分を変える第一歩として
自分自身が
使う言葉、考える言葉を
変えることをお伝えしました。
しかし、
変えるというのは
言うは易く行うは難し
です。
初めは続いていたけど、
途中で辞めてしまった
という話は多いのでは
ないでしょうか?
我々は良くも悪くも
習慣の生き物です。
つい、流されてしまうのです。
そこでオススメしているのが
マイチェックリスト
自分自身で毎日できたかどうか
を振り返るのです。
子供達の生活チェックと
同じ感覚なのです。
ですが、
そんな風にしなければ
変わらないのが人間だと思います。
一気には変わらないのです。
変化したいことを毎日確認する。
確認できていますか?
前回、人は自分が好きな価値観に
応じた言葉を使う(使う・話す)
ということをお伝えしました。
また仕事やポジションによっては、
自分が好きな価値観と
仕事で求められる価値観が
変わる場合があります。
そこでiWAMを意識して
変革に向けた取り組みを
個人ごとにおこなうのですが、
まずは自分が使う言葉を
少し変えてみること。
人に話す言葉だったり、
自分で考えるときに
使う言葉だったりなどです。
使う言葉を少しずつ
変えていくことで、
行動が変わっていく
ことがあります。
マザーテレサの名言では
次のようなものあります。
ーーーーーーーーーーーーーー
思考に気をつけなさい、
それはいつか言葉になるから。
言葉に気をつけなさい、
それはいつか行動になるから。
行動に気をつけなさい、
それはいつか習慣になるから。
習慣に気をつけなさい、
それはいつか性格になるから。
性格に気をつけなさい、
それはいつか運命になるから。
ーーーーーーーーーーーーーー
使う言葉、考える言葉を
変えることが
変革への一歩なのです。
iWAMでは
仕事における価値観を
48のパターンに分けて
説明をしています。
自分が
どんな価値観が好きで、
どんな価値観をそれほど好まないのか
を表してくれます。
フィードバックさせて頂くと、
多くの方が納得され、
そのコメント自体も、
自分が好きな価値観の言葉を
表現してくれています。
例えば、
革新・変革などを急激な
変化が好きな言葉だったり、
じっくり考えてという
熟慮型の言葉だったり
と人によって違いますし
また仕事の状況やシーンによっても
さまざまです。
iWAMを活用して
自分を変えるというのは
まずは自分を知るということから
はじめていく必要があります。
それは、
自分が仕事において
・大切にしている
価値観を知るということ
・自分がよく使う(話す・考える)
価値観に沿った言葉を
知るということ
が最初の一歩なのです。
それが見えてくると
自己変革の糸口が掴めてきます。
人の思考パターンは
さまざまです。
目標を持つことや
目標を達成することに
意識が向く人もいれば、
問題を回避することに
意識が向く人もいます。
iWAMのテスト結果では
自分の思考パターンが
見えるようになっています。
いつも自分が意識していることや
それほど意識していないことが
わかります。
自分が思ってないほど、
意識していたり、
意識していなかったり
とテストを受けられた方は
さまざまです。
そうして、
・自分自身の成長
・社長などの他の方の期待
などを踏まえて、
iWAMの形を
どう変化させていくかを
考えていきます。
もちろん思っているだけでは
思考パターンは変わらず、
現状維持になりがちですので、
毎日どういう行動をしていくのかを
考えていきます。
毎日の行動の変化こそが
思考パターンを変える
きっかけになります。
人の思考パターンは
さまざまです。
目標を持つことや
目標を達成することに
意識が向く人もいれば、
問題を回避することに
意識が向く人もいます。
一方で、
ものごとを効率的に
おこないたいという人もいれば、
人の気持ちを考えて
行動したいという人もいます。
それは、時と場合で
変化することもあります。
iWAMでは働く人それぞれ
大切にしている価値観を
見えるようにするツールです。
こちらをつかうことで
相手の価値観に合わせて
声かけをおこなうことができ
スムーズなコミュニケーションが
できるのです。
例えば、
目標の達成に意識が
向いている方には
「〇〇してくれると、
目標を達成することができる」と伝え、
問題解決に意識が向く方には
「〇〇してくれると、
今の問題が解決できる」
と伝えると相手の腹落ち感は
より高まるかも知れません。
前回、TO DOリストではなく
TO CHECKリストをご紹介しました。
TO CHECKリストとは
・毎日、実践したいこと
・毎日、記憶にとどめたいこと
をまとめたリストです。
クライアントさん先では
マイチェックリストと
ご紹介しています。
良い話を聞いても、
良い本を読んでも、
その場限りにならないように
毎日チェックするリストなのです。
自分を変える習慣化のリスト
と言ってもいいかも知れません。
特に、考え方を変える習慣、
つまり思考習慣については、
iWAMと組み合わせると
より効果的です。
iWAMは仕事における思考のクセを
48の視点で導き出します。
iWAMについてはこちら。
そこで、自分が置かれている立場から
変えるべき思考習慣を導き出します。
先日のコンサルティングにおいても
次世代のリーダー向けに
iWAMの診断結果をもとに
コンサルティングしました。
その方の仕事における思考のクセが
一覧できるので、毎日どういうことを
意識すべきが明確になっています。
この1ヶ月で見直すべき思考習慣を
洗い出し、改善に取り組んでいきます。
TO CHECKリストとiWAMは
思考習慣を変える最適な道具です。
これまでハーマンモデルを
もとにしたリーダーシップ
についてお伝えしました。
このハーマンモデルは
当社では初期分析のツールです。
人の思考パターンは
ハーマンモデルの
4パターンに限らず、
さまざまパターンがあります。
また、同じ人でも
仕事内容やポジションに応じて
変化することもあります。
そのため、当社では
ハーマンモデルによる初期分析のほか、
iWAM(アイワム)による詳細分析を
行うこともあります。
詳しくはこちらをご確認ください。
このiWAMを使って
社長・経営者が期待する
将来像と現時点でのギャップを
個別に分析していきます。
社内でおこなうマネジメント研修の場合
全体でiWAMの結果を共有したり、
個別にアドバイスを行うこともあります。
そして、その結果に基づき
自分が意識することを
日々の業務に落とし込んでいくわけです。
そして、自身の成長のために
個別の業務上テーマを設定し、
そのテーマの進めていく上で
自らの意識改革を計りつつ
成功体験を感じてもらうこともあります。
当社の場合は、プロジェクトチームや
個別研修になること多く、
集合研修よりも経営幹部・管理者に
より寄り添った育成になることが多いです。
大企業・中小企業・行政関係者など業界・職種問わず1000人以上のビジネスパーソンと面談して、見えてきた仕事がデキる人のコツ。「分ける」たったこれだけで、周りの評価が一変します。
フォレスト出版より2022年1月13日に発売します。
https://www.amazon.co.jp/dp/4866801476/
・いつも仕事が時間通りに終わらないので残業や休日出勤が多い
・うっかりミスや見落とし、やり直し、上司からのダメ出しが多い
・仕事の段取りを組んだり、計画を立てるのが苦手
・上司や取引先から「何を言いたいのかわからない」とよく言われる
・トラブルが起きると頭の中が真っ白になってどうしたらいいのかわからなくなる
など、 本書はこのような仕事の「できない」をなんとか解消したいと日頃からお悩みの若手ビジネスパーソンの皆さま、そしてそうした部下をお持ちの管理職の皆さまへの処方箋です。
仕事の成果は、頭の良し悪し、センス、才能ではなく、「分ける」かどうかで決まるのです。