あなたは、経営者および部下から仕事ができる人と思われているでしょうか?今回は、コンサルティング業務や社員研修、社員面談を通して、「この人は仕事ができるな」と感じた人の特徴を15個ご紹介します。
1.レスポンスが速い
サイバーエージェントの藤田晋氏や、ホリエモンこと堀江貴文氏は、返信が速いことでも知られています。
彼らだけでなく、仕事ができる人はレスポンスが速いと言われることも多いです。
なぜなら、返信が速い分、商談を早く進めることができるからです。
・相手が求めていること
・こちらが伝えたいこと(主張)
と分けて考えると、速く返信の文章を書けるようになるため、試してみてください。
2. ユーモアがある
仕事ができる人の中には、ユーモアがあると感じる人も多いのではないでしょうか。
物事を、必要かどうかだけで考えていると、ユーモアや面白さといった観点を忘れがちになってしまいます。
そのため、時には無駄だと思えることも、面白がって取り組んでみてください。
趣味や余暇の過ごし方が増えることで、人としての面白みが増すでしょう。
3. 知ったかぶりをしない
知ったかぶりをしても、意外とその場の人たちにはバレているものです。
「それどういう意味ですか?」と聞ける素直さも仕事ができる人の特徴の一つ。
「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」ということわざを意識して、
学ぶ姿勢を忘れないようにしましょう。
また、自身が知っていると思っていても、実は知識が浅かったという場合もあります。
そのため、知識の定着度は「人に教えられるかどうか」で判断することをおすすめします。
4. 計画を立てるのが得意
目標を持っていても、計画が立てられていなければ、実行にしにくいでしょう。
そのため、実現可能な計画をきちんと立てられることも、仕事ができる人の特徴の一つです。
彼らは、
・目標達成に必要なこと
・目標達成に不必要なこと
を分けて考えるのが得意です。
そのため、現在の業務に関しても「これはしなくとも良いんじゃないか」、「誰かに仕事を振ることはできないか」など、
定期的にToDoを見直すことをおすすめします。
5. 決断が早い
仕事ができる人は、
・やること
・やらないこと
を分けるのが得意です。
その結果、無駄な行動を取らなくて済むため、空いた時間でさらに行動することができます。
「やることを書き出す」のはよくビジネス書にも書かれていますが、これを機に「やらないこと」も書き出してみてはいかがでしょうか。
6. 仕事に対してビジョンを持っている
目の前のことばかりに集中していると、自分の軸がブレてしまう場合があります。
言うことや、理念がコロコロ変わると、部下もどう接して良いかわからなくなるかもしれません。
そのため、「このビジョンを実現するために、今この作業をしている」と未来から逆算してみることをおすすめします。
そうすれば、
・仕事のモチベーションが上がる
・自分の行動軸ができるため、判断スピードが上がる
といった良いスパイラルに乗ることができるでしょう。
7. 行動量が多い
「なぜAさんははあんなに仕事ができるんだろう?」
「なぜAさんはあんなに仕事が早いんだろう?」
と感じる方もいるでしょう。
その理由は、単純にAさんの行動量が多かったから、ということもあります。
量と質は、対立軸で語られることも多いです。
しかし、量を増やすことによって、自然と質も高まってくることもあるのです。
そのため、最初に「効率的な方法は無いだろうか?」と考えるよりも、まず行動をしてみた方が
クオリティが上がる場合もあります。
8. 結論から話す
仕事ができる人は、話をまとめるのが上手なことが多いです。
一方で、「この人、結局何が言いたいんだろう?」と感じてしまう人もいるでしょう。
そのような人は、結論と理由を分けて考えられていないことが多いようです。
そのため、
・伝えたいこと
・なぜそう思ったこと
を普段から意識して喋るようにすると良いでしょう。
9. 部下のフォローが上手い
ビジネスは結果を重視されがち。
そのため、良い結果が出せなかった部下を叱責してしまうことも多いのではないでしょうか。
もちろん、成長を促すためにも叱ることは大切です。
しかし、叱ってばかりだと、部下が萎縮してしまい、さらなるミスを招いてしまうことも。
そうならないためにも、注意したあとは「仕事に取り組む姿勢は良かった」というふうに
結果よりも過程に着目して、フォローすることをおすすめします。
10. 時間を守る
「時は金なり」と言われます。
しかし、時とお金は本当に同価値でしょうか。
仕事ができる人の中には、「いくらお金を出しても、過去には戻れない」と理解している人もいます。
そのため、待ち合わせ時間や納期など、時間を守る方が多いのです。
「相手の時間泥棒になっていないかどうか」を考えて、打ち合わせをしたり、仕事を依頼したりするようにしましょう。
11. 身だしなみが整っている
以前、『人は見た目が9割』という本がミリオンセラーとなりました。
この言葉に納得する方も多いでしょう。
いくら仕事ができても、見た目が不潔だと、相手にネガティブな印象を与えてしまいます。
仕事時のファッションは、好きか嫌いかではなく、「適切か不適切か」のTPOで判断すると良いでしょう。
12. 新しいツールを導入している
googleドキュメントやslack(スラック)など、情報共有に便利なツールは無料で利用できるものもあります。
仕事ができる人は、これらを活用し、資料やToDoを管理していることも多いです。
もちろん、紙とペンで管理した方が扱いやすい情報もあります。
そのため、アナログとデジタルを融合して、最適な仕事環境を作ることをおすすめします。
13. 毎月2冊以上本を読んでいる
ビル・ゲイツやウォーレン・バフェットのように、世界で成功者と言われている人の中には、読書家で知られている方も多いです。
本を読むことで、新たなビジネスを生み出したり、見識が深くなることもあるでしょう。
現在本を読む習慣が無い方は、まずは興味のある分野の本を読んでみることをおすすめします。
習慣が身についてからは、
・フィクション
・ノンフィクション
や、
・文系
・理系
といった軸で分けて読書を進めることで、幅広い知識を増やすことができるでしょう。
14. 情報発信をしている
Twitterやブログなど、仕事ができる人は、その知識をネットで発信していることが多いです。
そうすることで、新たな人と出会い、仕事に繋がることもあるそうです。
ただし、情報発信には炎上のリスクもあります。
そのため、ツイートやブログが感情的になっていないかを、更新前にチェックしましょう。
感情的に感じた場合は、論理的に展開するよう修正することをおすすめします。
15. プライベートが充実している
「仕事ができる人はプライベートを犠牲にしていそう」
と感じる方もいるかもしれません。
しかし、プライベートが充実しているビジネスマンは仕事ができる人も多いのです。
おそらく、オンとオフを分けることに長けているのでしょう。
帰宅後、20時からは
・仕事をしない
・仕事のことを考えない
など、ルールを決めて、オンオフをつけてみてください。
心身ともにリフレッシュでき、仕事でのパフォーマンスも上がるはずです。
今回は、仕事ができるチェックリストを通じて、仕事ができるビジネスパーソンの特徴を15個ご紹介しました。
仕事ができる方の特徴としては、「分けて考えることが得意」という点が挙げられます。まさに分けて考えられる人、分割思考をしている人とも言ってもよいかも知れません。それを意識的に実行している人もいれば、無意識のうちにやっていらっしゃることがあります。
上記の特徴においても、
・「相手が求めていること」と「こちらが伝えたいこと」
・「やること(必要)」と「やらないこと(不必要)」
・「伝えたいこと」と「なぜそう思ったかということ」
など、分けて頭の中を整理整頓しているはずです。
「分ける」ということを意識・実践するだけで、
仕事のパフォーマンスが上がるはずです。
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